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【参考】即時的情報を活用したシステムの事例

*1 ユレダス:

ユレダスとは、早期地震検知警報システムの英語名の略であり、地震計が検知したP波の情報を迅速に処理、伝達することで、S波の到達より前に危険区域を走行中の鉄道車両を停止させようというシステムである。

1980年代の初めから鉄道総合技術研究所が開発を進めてきたシステムであり、1992年から東海道新幹線において本格運用されている。

具体的には、地震計が地震の初期微動(P波)を観測した後、約3秒で地震の規模、発生場所を推定し、その情報をもとに被害が発生する可能性のある区間を予測して、必要な区間に停止信号を出すシステムとなっており、沿線に約20km間隔で地震計を配してシステムを構築し、加速度で40gal、震度で4程度以上になると車両を止めるようにしている。

 

*2 Mexicoの地震警報システム:

Mexicoの太平洋側には、巨大地震が近い将来発生するとされている場所があり、その地震の規模は、Mexico市に多大な被害をもたらした1985年の地震と同程度かそれ以上と予想されている。Mexico市は、その地震発生地域から約320kmの遠距離に位置しているものの、盆地に軟弱な地盤が堆積しているという構造のため、予想される地震により励起される大振幅の長周期地震動により大きな被害が発生する可能性を有している。

このシステムは、その地震によるMexico市での被害の軽減を目的としたもので、地震が発生してからその地震の揺れがMexico市に届くまでの時間(約100秒)を活用して警報を出し、揺れる前に種々の対応をとることで人的被害を軽減するというものである。

なお、猶予時間(警報が発令されてから揺れ始めるまでの時間)は、約1分程度存在するとされ、対応行動を実施するには十分な時間が約束されていると言える( マグニチュードで6を超える地震を感知したとき、警報を発信するシステムとなっている。)。

実際、1995年9月14日に当該空白域で発生したマグニチュード7.3の地震のときに警報が発信され、Mexico市では強震動が襲来するまでに72秒の猶予時間があったとの報告がなされている。

 

*3 CUBE:

このプロジェクトは、1990年からカリフォルニア工科大学(Caltech)と米国地質調査所(U.S.G.S.)及び研究支援企業とで進められているものである。システムは、南

 

 

 

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