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が「地球温暖化防止」をメインテーマにして、基調講演があり、節電や自然エネルギー・環境型自動車というような関連テーマの分科会でその実現を討議し、その結論を持ち寄るという形ならば筋が通り、最後のまとめの意味も出る。毎年続けるのなら、ゴミ減量・河川の浄化・緑地保全というような具体的テーマを一つずつ取り上げ、更に分化したテーマで参加者がしっかり討論するスタイルが望ましいと思う。

初めての討論をする時間が問題だが、絶対に必要なこととして何としても確保することが大事だと思う。

寺尾直宏

 

「本当に楽しかった」一言で言えばそれにつきるかな。約半年間、随分いろいろな体験をさせてもらった。楽しいこと多く、大変なこと、これまた多かったけど、実行委員という今までと違う立場となった頃から、自分の中で何かが変わり始めたのは確かだった。それは自分の「考え」や「行動」「言葉」など、これだと言えるものはないけれど実行委員会でのこと「全て」が自分の為になっているのが良く分かった。

そして自分なりに思ったことは、「楽しくなければ人の気持ちは動かない」「人が人でわかる為には人と出会い、話し続けるしかない」ということ。また、それを可能にするには「時間と苦労もかかる」ということもよく分かった。違うと思う人も多いかもしれないけど、自分の経験や過去を振り返った時、やっばりそう思う。何故なら、僕は実行委員になっていい出会いが出来たから…。

成田聡史

 

COP3京都会議を目前に、地球温暖化防止はタイムリーな話題で、参加者の関心が高く活発なグループ活動が展開された。班分けの片寄りをさけ、テーマ毎にコーディネーターの適切な進行で、“対策が行われている…にもかかわらず、何故解決しないか”に至るまでを各班で熱心に討議した。助言者に気軽に応援要請出来たことで班に活力が加わった。この結果を学校に、地域に持ち帰り生かしたいという意見の他、「今自分はこんな事をしている」に留まらず、「この先どうやっていけば良いかの話し合いの場が必要」との声が出た。これに如何に応えるかが今後の課題だ。

分科会を組み立てる段階が特に難しく、各分科会担当の実行委員は3、4人必要。十分に準備出来たかの反省は残るが、参加者、コーディネーター、助言者、応援スタッフ他大勢の皆様に支えられ、無事終わったことに感謝。今後100年先、200年先を見据えた行動が取れるようにとの渡辺氏談に同調したい。

山田多恵子

 

昨年に引き続き実行委員会をやらせて頂き、この1年で私自身が大きく変わりました。自分一人では何も出来ないことを実感し、足元から一人でも多くの人に、環境問題の重大さに気づいて欲しいと願っています。

第5分科会「ストップ地球温暖化」はCOP3に向けて刻々情報が入る緊張感の中でコーディネーター、アドバイザー、参加者、応援スタッフが一堂に一体となって話し合えたことを大切にしていきたいと思います。何よりも嬉しかったことは小人数とはいえ、高校生と大学生が参加していたことです。応援スタッフの若い田村美穂子さんも頑張ってくれました。若者が関心を持ってくれることこそ宝です。林浩二さんがおっしゃってましたが、100人の詳しい知って

 

 

 

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