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じもありますがその間、広報部会だけでなく全体部会、分科会部会の方々の熱心な討議に接し、得るものが多かったと思います。

アピールを出すことがありませんでしたが、今後は会議の成果を環境保全活動に活かすためにも、参加者の方々に了承を得た上で、スタッフ・参加者が連名で環境保全活動の誓いといったようなものを環境庁に届けることを考えてはどうでしょうか。

内藤賢児

 

今回の環境シンポジウムに実行委員として参加して、シンポジウムの参加者の環境問題に対する意識の高さに驚かされるとともに、私自身大変勉強になり、感謝しています。

そもそも環境問題は、景気の問題等のように日常生活に目に見える形で直接影響するものではないため、一般的には環境問題に対する意識は、決して高いとはいえない状況にあることは否めません。しかしながら、一方で環境問題は景気の問題以上に、私たちの生活に深く関係する問題であり、極論で言えば私たちの生死にかかわる問題です。それにもかかわらず、そのことに薄々気づいてはいても、自分自身の問題としてなかなか実感できません。

こうした状況を打破するために、環境シンポジウム1997千葉会議のような取組みは意義のあることだと思います。一見話し合うだけに終わり実りがないようにも感じられますが、身近な環境について様々な立場の人々が自ら参加し、自分の考えを話し他者の考えを聞き、そして更に話し合うということ、これは、環境問題の重要性に気づくうえで遠回りなようですが、有効手段です。ただし、諦めず、継続していくことが重要なことだろうと思います。継続は力です。肩肘張らず、少しずつ、じっくりと話し合い、自分自身の問題として実感していきましょう。全てはそこから始まります。何かをするということが無駄であるはずがありません。

最後に、一つだけ希望するとすれば、各分科会ではそれぞれかなり活発な話し合いがなされたようですが、やはり最後に様々な意見を集約して各分科会ごとにアピールをまとめたほうがより分かりやすく、また、今後何を成すべきかの指針となると思います。

今後、私自身も微力ながら、環境問題に正面から取り組み、努力していこうと思います。環境シンポジウムにかかわった全ての人々に感謝いたします。

安藤雄一

 

このシンポジウムにスタッフとして参加できたことに感謝しています。途中、思うように時間がとれず、中途半端になってしまうのでは、という不安がありました。できれば、もっと自分自身を学びながら、内容も堀り下げたものにしたかったです。但し限られた条件の中なので、難しいかもしれませんが。

すでにご承知のように、市民の環境に対する意識は時代の流れと共にどんどん高まっています。その各人が思う様々な気持ちをどう受けとめ、形にしていくか、という点で、シンポジウムの役割は増々重要になっていくのではと考えます。

環境と一口に言っても、あまりにも大きい。でも、逆にあらゆる角度から、頭を柔らかくして本質を見抜いていく必要性を感じさせてくれたシンポジウムでもありました。そして、まず私自身にできる一歩を、と思っています。

岡野あかね

 

すばらしい会場に多くの参加者が集まるこのシンポジウムをより良くするために一言。その年のメインテーマや基調講演・分科会のあり方はもっと討論して決める必要がある。例えばだ

 

 

 

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