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そこでご提案ですが、分科会をもっと細分化し、より具体的なテーマを挙げてみては如何でしょうか。今回は5分科会で各50名程度の参加者でしたが、10分科会以上にして各分科会の参加者が20名程度になるとかなり掘り下げた話し合いが可能となるような気がします。

さらに市民・企業・行政のパートナーシップをこのシンポジウムは標傍しておりますが、分科会の討議の中でももっとそれぞれの立場を明確にしても良いと思います。三者の代表が実行委員として参画し、問題意識を共有するという点では今でも十分ですが、テーマをより具体化していく中で、必ずや市民としては理解できるが企業として行政としては、という場面が表面化すると思われます。もたれ合いではなく、それぞれの立場を理解し合うことが建設的なシステムの構築を可能にするはずです。

高橋賢治

 

このような大きな大会を開催し成功させるためには、もっと多くの人たちの側面からのバックアップが必要なのではないでしょうか。実行委員として参加させていただいた率直な感想は、次のとおりです。

?@基調講演・特別講演については、参加者の意見・感想のとおり、内容的に乏しかった→身近でわかりやすく、かつ少し格調高い内容のものを望みたい。

?A分科会については活発な意見交換、討議が展開されていたが、環境問題のセミプロ(行政担当・自治会役員等)が多く、一般の参加者ではついていけないのではないでしょうか。

?B参加者の募集方法については、各市町村の関係者にまんべんなく声をかけ(市町村長宛に、内容を知らせる通知を郵送)、出席者を選抜してもらう方法も取りいれたらいかがでしょうか→ほんの一部の人たちの自己満足の行事に終わらせないために。

?Cこのような行事を、千葉県全体とは別に各市町村単位でも開催するように働きかけたらいかがでしょうか。

以上勝手で単純な感想ですが、参考にしてください。

鈴木智子

 

春、千葉県環境財団の齋藤部長と佐藤技師が佐原市に来庁され、環境シンポジウム1997千葉会議の趣旨を説明、行政の立場から実行委員になるよう話があった。

環境行政を担当して2年生になったばかりの私は、環境について子供や住民と何か一緒に行動できないか、その方法を模索していましたが、そこにこのお話があり、上司の許可を受け実行委員になりました。第1回の実行委員会で担当を決め、文才のない私は広報部会に入りましたが、このあと皆さんの足手まといとなりました。

広報部会は、内藤広報部会長をはじめ皆さんのチームワークが素晴らしく、数回行った部会では活発な意見が出され、実りのある内容となりました。

シンポジウム当日は、佐原市から7名の一般参加があり、動員担当として胸を撫で下ろしましたが、後で、実行委員長の動員数を聞かされ、来年は頑張らねばと思いました。

第3回の実行委員会では、参加者のアンケートを基に、次回はどのようにしたらよいか、また実行委員として全体の流れの反省を部会ごとに話し合い、全体発表されました。

来年実行委員として半数の方は残られるとのこと、今年以上のシンポジウムになることを願います。

今回参加させて頂き、環境学習の進め方と身近な問題を活動材料とすれば、多くの方の理解と協力を得られ継続することができることを改めて認識しました。そして、なにより素晴らし

 

 

 

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