13:00
ワーク1
人と自然を取り巻く水のひろがり
地球上で「水の存在する場所」を各自考えた。
〈用紙1〉
(1)自然界(2)社会(3)個人生活(4)その他
その後、水環境の話や雑談をしながら食事をとった。
13:20
グループ討議
ワーク1で各自が考えた「水の存在する場所」を基に水循環や水利用の問題点を班ごとに話し合った。
10分後講師が各班に聞いてまわった。講師が班ごとに発表者を指名して聞いてまわったので必ずしも各班の代表意見とはなっていない。
1班 水質の汚濁
2班 飲料水の問題
3班 水質の汚濁
4班 地下水の汚染
5班 海の赤潮(汚染)
6班 保有水路(伐採やコンクリート護岸のため、魚の生息圏がなくなっている)
7班 水環境の破壊
8班 河川の護岸工事(自然の浄化機能が失われている)
9班 河川の姿(川のあるべき姿は?)
13:50
ワーク2
社会の問題解決に向けた行動案頭出し
グループ討議の話題材料をまず各自考えた。
〈用紙2〉
(1)タイトル(2)概要(3)工夫・特徴
先に各自が考えた話題材料を基に班ごとに話し合ったが、初めに比べ馴れてきた頃には活発な議論になっていた。各班ともに和気あいあいと30分間ほど話し合っていた。中には環境問題に携わっている人や家事経験豊かな女性の話などを興味深く聞いていた班もあった。また、意見が分かれた班もあったが、最後にはどうにかまとまった。
班ごとに話し合った結果を発表。各班が発表した行動案のタイトルは次の通り。
1班 水の教育(水とは?水と健康について)
2班 清流を取り戻す
3班 汚染の自己責任、自己規制
4班 生活排水による水質汚染
5班 水質保全(家庭排水の浄化)
6班 親子で遊べる自然環境を
7班 人、花、鳥―皆が求めているのはきれいな水―(里山の自然と水の浄化)
8班 清水を取り戻したい
9班 国の機関主導の政治ではなく住民運動にする
最後に5班、6班および9班の参加者からコメントがあった。
14:40
グループ討議・意見交換
15:10
質疑応答
Q 米国は自然環境保護に厳しいと聞いているが、ミシシッピ川流域のクランベリー栽培地(田んぼのような湿地)にビデオで見えるほど農薬をまいているのはなぜか。クランベリーの実はジュースやジャムの原料になり、やがては人の口に入ると考えるが。
A 農薬(主として除草剤)は栽培地のへりに散布するだけなので全体からみると非常に少量で済む。今ではこの散布方法が主流になっている。
Q 中国において飲料水の基準(PHなど)はあるのか。
A 特にない。都会ではボトルウォーターを、田舎では沸かしたり、沈澱させたりして飲んでいる。
Q 欧米の環境活動(市民活動)は日本と比べてどうなのか。
A 欧米の場合組織化されており、多くの専門家も参加している。環境問題に対する国民の関