(1) 観光資源、旅行事情のパンフレット、ブローシャー等印刷物の提供。
(2) ガイドブックの発刊
(3) 情報センタの設置又はそのルートの確立。
(4) 旅行会社の教育
等この他にもいろいろと考えられると思いますが、現在日本では旅行会社がこの情報提供の中心的役割を果たしており、旅行会社との協力関係が重要になっております。旅行会社の教育は不可欠といえます。
3. 旅行会社への情報提供
先ほど申し上げたように情報の提供は旅行会社によってなされる場合が多いわけですが、これらの旅行会社への情報の提供はその質も高く、またアップデートのものでなくてはなりません。
旅行会社がプランを作成したり、ツアーを設定募集する場合に必要なことはその方面について正確で充分な知識を持っているかが鍵に成ります。そこで
(1) 旅行会社の社員の研修・教育の実施。
(2) 情報取得ルートの確立
(3) 推薦モデルコースの提示
(4) 手配ルートの確立と支援
(5) パンフレット用の写真ネガの提供
(6) 費用タリフ等の充実
(7) 旅行業法の遵守の為の理解と協力
等など旅行会社の支援も観光促進の鍵の一つだと思われます。
シルクロードをとりまく地域は、歴史、文化遺産の宝庫であり、民族学的にも大変興味深いところと言えます、特に旅行の最大の楽しみと言ってもよい知的好奇心を満たしてくれる地域として、その多様性、奥の深さからリピータ」にも興味深いデスティネーションとなります。国内の常識を旅先にまで持ち込んでしまいがちな日本人旅行者を受け入れる場合事前のインフォメーションが大切であり、デメリットも含めて的確に提供する事が促進の第一歩と思います。