防災センター
ようこそ京都市
市民防災センターへ
京都市消防局(京都)
はじめに
京都市市民防災センターは、平成7年9月1日に開館した建物で、その管理運営は(財)京都市防災協会(京都市の全額出資)が行っています。
ここでは、理事長(現京都市消防局長)以下22人の職員構成で対応に当たっています。
1 館内の施設概要
建物構造は、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上4階地下1階、延べ3,550.98?uで、このうち体験来館者のスペースは、1階から3階までとなっており、各階の見取図は次のとおりです。
2 各体験コーナーの紹介
(1) 映像体験室
48席の固定椅子を設置したミニシアター形式をとっています。
ハイビジョン映像の画面が250inで、6個のスピーカーを設置したサラウンド方式により、防災映像を放映しています。
(2) 強風体験室
風速10m・20m・30mの3段階の体感を通じて、台風などによる強風下での行動の困難さを実感してもらい、その対応や備えについて考えます。
(3) 地震体験室
ご家庭のダイニングキッチン(約6畳)をモデルにし、前後左右(それぞれ10cm・4cm)の横揺れが起き、最大震度7までの状況を再現し、身の安全を図る・火の始末・避難口の確保を図ることを実践します。
(4) 避難体験室
みなさんが仕事やレジャーで泊まられたホテルが火災になったことを想定して、客室から実際に立ち込める煙の中を通り抜けて、どのように避難するのかを行動を通して考えます。
(5) 消火体験室
火災が発生した時に消火する方法で、最も有効な消火器の使い方や消火のポイントを、100inの映像スクリーンに写し出される火災に、訓練用の水消火器(粉末消火器型)を放射して消火します。
(6) くらしの安全コーナー
体験者の足元と頸部に装具(身体機能を著しく制限する道具)を装着し、高齢者の方の立場になって行動することで、日常生活の中で不自由を感じている点を知り、高齢者が家庭内で事故をおこさないよう、住みやすい環境づくりを考えます。
(7) 応急処置体験室
目の前で意識を失い倒れた人が、呼吸や心臓が止まっていた時、素早く手助けしていただきたいことを、訓練人形を使いながら手順を追って覚えます。
3 施設の利用案内
●場 所:京都市南区西九条菅田町7
(南消防署西隣り)
●開館時間:午前9時から午後5時まで
●休館日:毎週月曜日・第3火曜日・祝日・年末年始(12月28日〜1月4日)
おわりに
京都市市民防災センターは、市民のみなさんが自ら疑似体験をしていただくことで、災害の怖さや災害時の対応について遊び感覚で学ぶことができる施設です。
ご紹介した体験コーナーのほかにも自由に楽しめるコーナーもたくさんありますので、お立ち寄りください。
ご来館をお待ちいたしております。