各本部　消防ワイド　東西南北

★山火事ゼロを願って！

塩釜地区(事)消防本部(宮城)利府町と仙台市にまたがる宮城県県民の森に、利府第二小学校の少年消防クラブ員が、「火の用心自然を守る 第一歩」等、自分たちで防火標語を書き込んだ大きな看板を6か所に設置し、入山者に山火事防止を訴えた。

★救急救助課を新設！

新潟市消防局(新潟)

新潟市では、年々増加する救急出動件数や救急の高度化、また、複雑多様化傾向の災害、緊急消防援助隊の創設などの相互応援体制に対応するため、救急・救助部門を警防課から分離独立させ、救急救助課を新設した。4月11日市長査閲を実施し、市民にも広くアピールした。

★新しい広域消防体制スタート！

新潟県西部広域(事)消防本部

吉田町・分水町・岩室村・弥彦村・寺泊町の5町村は、平成7年度のモデル広域消防の指定を受け、既存の西蒲原郡南部・分水町・寺泊町の3消防本部の広域再編を実施。平成9年4月1日、新潟県西部広域消防事務組合消防本部として発足、新しい広域消防体制がスタートした。

★女性消防団員誕生！

庄和町消防本部(埼玉)

庄和町消防団に10人の女性消防団員が誕生し、発足式においてきびきびとしたみごとな訓練が披露された。「女性ならではのソフトさと地域に住む主婦の強みを生かして」防火防災の啓蒙活動や高齢者家庭の防火指導広報活動に活躍が期待されている。

★消防団OBによる消防協力隊！

流山市消防本部(千葉)

当本部では、市内に居住する65歳未満の消防団OBによる「消防協力隊」を発足させた。これは大災害時に消防機関のバックアップ活動を目的としたもので、115人が登録。発足式では、「自らの意志において最大限の支援活動を行います。」と力強い誓いの言葉が述べられた。

★中近東・地震国からの訪問！

東京消防庁 麻布消防署

イランイスラム共和国のギラン州副知事と同州の市長3人が当署を訪れた。日本同様地震の多い国ということで、震災対策・装備品・活動体制に高い関心を示していた。また、各市長は、消防の管理者としての立場から予算・組織等について熱心に質問をしていた。

★オーレ！火災予防

東京消防庁 石神井消防署

管内で巨大なサッカーボールが話題を呼んでいる。これは、火災予防とサッカー・ワールドカップ予選突破を祈願して管内の石材店が作ったもので、直径1.5m「目指せフランス！」のはち巻きと「火災のゴールキーパーはあなたですとの標語が目を引いている。

★新入看護婦さんの消火訓練！

東京消防庁 尾久消防署

看護婦さん達は、勤務の関係で一堂に集まる機会が無いため、当署では、毎年入社式の日に防災教育を組み入れている。人の命を預かる看護婦さんが、火災時に素早く対応できるようにと屋内消火栓・消火器の取り扱い、煙中の避難訓練を体験した。

★震災時の応援協定を締結！

東京消防庁 小平消防署

当署では、ポンプ車を保有する管内大手の3事業所及び市役所との3者間で、大地震により多数の火災が発生した場合、要請に基づき消火活動などの協力を行う応援協定を結んだ。会社ぐるみの協力体制が整っている事業所の地域・社会貢献が大変期待されている。

★特別救助隊が発足！

東京消防庁 多摩消防署

東京消防庁では24番目、多摩地域では6番目となる特別救助隊が4月1日から当署で運用開始された。4月21日に行われた発隊式では、大勢の市民が見守るなか、倒壊建物や車からの救助訓練が披露され、隊員のきびきびとした救出活動に大きな拍子が寄せられた。

★美杉消防署庁舎竣工！

久居地区広域(組)消防本部(三重)

1市3町(久居市・一志町・白山町・嬉野町)で設立された当組合に、平成8年4月隣接する美杉村が加入した。その美杉消防署庁舎が平成8年9月に竣工し、12月から業務を開始した。林業が盛んな美杉村、特産の木材を多く使用した庁舎は、村民に親しまれる存在となっている。

★婦人消防クラブ防火研修会！

奈良市消防本部(奈良)

当本部では、婦人消防クラブ防火研修会を実施した。元神戸市立王子動物園の飼育係・亀井一成氏の阪神・淡路大震災に関わる講話を聴講。また、天ぷら油火災の消火実験などを実施し、有意義な研修会となった。今後の婦人消防クラブの活動に役立つことを期待している。

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