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第5回(31・11・25)

 

平 聖一(兵庫)

 

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昭和31年。第1回全国大学実業団白浜大会団体優勝。個人大森に敗れ2位、刈谷大会個人2位。団体は兵庫団体優勝の大将を務め個人3位などの成績を残して全日本を迎え、準々で石黒(中大)を寄り倒し、準決は北条(東京)を打棄り、決勝は日比野(兵庫)を寄り切って史上初の連覇を達成。32年に入り、刈谷は田中治男(同大)に敗れ個人2位に終わったが、白浜大会で団体連覇。国体団体優勝の大将を務めた。全日本は決勝で田畑に寄り切られ3連覇を逸す。

 

2位 日比野満二(兵庫)

3位 北条 巌(東京) 中川源一(大阪)

 

第6回(32・12・8)

 

田畑 外志雄(立命館大)

 

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昭和12年生まれ、学生でアマ横綱となった第一号。立命館大時代は、昭和32年、33年にかけて有光(関学)に次ぐ史上二人目の二年連続学生横綱に収まり、32年は全日本選手権決勝で平を寄り切り、史上初の学生・アマ横綱連覇を達成した。取得タイトルは、このほか、西日本学生選手権が33、34年と連覇、西日本学生選抜では32年から3連覇、33年は大学高知、全日本学生東西対抗、34年が大学七尾、全日本大学選抜湯沢など13を数え、京都市役所に勤務後も全日本選手権で38年3位、39年準優勝と活躍した。

 

2位 平 聖一(兵庫)

3位 坂元政美(福岡) 大森茂雄(兵庫)

 

第7回(33・12・8)

 

福田芳郎(大阪)

 

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昭和5年生まれ、昭和29年東京農大を卒業、大阪市の大代興業株式会社の代表取締役になる。その相撲歴は在学中、昭和28年第31回全国学生相撲選手権大会で、個人優勝を獲得、31代学生横綱を受領す。ほかに28年の大学選抜七尾、31年の大学実業団刈谷、同伊勢神宮社会人学生等でも個人優勝を飾っている。

 

2位 田畑外志雄(立命館大)

3位 浜野 之(中央大) 大森茂雄(兵庫)

 

第8回(34・12・6)

 

布目 豊(東京)

 

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昭和10年生れ。北海高校時代は、27年の高知大会で個人優勝、国体は団体優勝の中堅、28年拓大入りしてレギュラーに食い込み、東日本団体3位。刈谷団体優勝、29年は東日本団体ベスト4、個人ベスト8に止まったが、30年の東日本学生では団体優勝の大将を務め個人は石黒(中大)を上手投げで両手に花、伊勢神宮全日本社会人学生で個人3位。31年の七尾が決勝で石黒に敗れ準優勝、32年は高知大会決勝で石黒に勝ち学生2個目のタイトルで卒業、同年の国体では個人決勝で東京の先輩高須を制し優勝した。

 

2位 大森茂雄(兵庫)

3位 中尾三郎(東京) 坂元政美(福岡)

 

 

 

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