歴代優勝者のプロフィル
第1回(28・1・31)
影山 信雄(福岡)
大正13年生、昭和24年明大卒業、当時住友金属工業小倉製鉄所に勤務。昭和23年第25回全国学生相撲選手権に優勝して第25代学生横綱を受領、22、23年の全日本学生東西対抗、全国選抜七尾大会、第3回国体学生相撲の部等で個人優勝。同24年、25年の全国選抜および26年の国体で個人優勝、27、30年の国体では団体優勝をとげた。
2位 坂元政美(福岡)
3位 左官一郎(兵庫) 平 聖一(兵庫)
第2回(29・2・7)
江熊 仁(福岡)
大正12年生、引揚援護庁からも昭和26年、坂元について西日本鉄道株式会社に移り、そのかたわら相撲道を研鑽して、昭和27、30、33年の国体優勝、30年は個人3位、通算13回出場。そのほか、第2回全日本実業団大会(昭和35年)で個人優勝。二等主計兵曹だった海軍相撲出身で、戦後では佐世保時代からその胸を借りた坂元と双璧と謳われた。
2位 影山信雄(福岡)
3位 川島卯太郎(日医大) 福田芳郎(農大)
第3回(30・1・29)
高須 晃(東京)
昭和5年生まれ。24年、中大1年で東日本学生団体優勝、個人3位、全国学生選手権個人3位。25年、東西対抗個人準優勝、国体大学高専の部、団体個人ともに優勝、26年東日本学生選手権団体優勝、個人は同大会と東西対抗で準優勝、27年全国学生選手権、団体優勝、平を制し学生横綱、七尾、刈谷、関東選抜も個人優勝。28年、高知個人優勝で同年中大卒業までに学生6タイトル。社会人となって、30年、井上を打棄り全日本選手権、ほかに伊勢神宮社会人学生、31年、国体個人優勝、33年伊勢神宮個人優勝と計10個。
2位 井上 孝(大阪)
3位 日比野満二(兵庫)北条 巌(明大)
第4回(31・2・5)
平 聖一(兵庫)
昭和5年生まれ。昭和23年、国体、北海道代表、個人決勝で川口(愛知)を破り個人優勝、団体と両手に花。中大入りして25年国体大学の部で団体優勝(二陣)27年、大学高知の決勝で高須を制し優勝、第31回東日本学生個人決勝で川島を寄り切り優勝。28年。卒業して兵庫・大谷重工入り。国体個人決勝で坂元の網打ちに屈し準優勝。29年刈谷大会団体優勝。国体個人3位。31年、全日本選手権では準々で武田を外掛け、準決で高須を寄り切り、決勝で山口(同大)を寄り切って初の栄冠。
2位 山口敏之(同大)
3位 高須 晃(東京) 浅野初太郎(東京)
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