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財団グループ、広報・企画グループ

 

「財務グループ」

 

「結び縁型募金活動」について

・・当財団はたくさんの里親を求めています・・

早いもので、今年も師走を迎えました。毎年この時期になりますと、歳末助け合い運動その他いろいろな募金活動が展開されます。

そのような中で日ごろから会員として、あるいはご寄付を通じて当財団を支えてくださっている皆様へ、あらためて心からお礼を申しあげます。

さて、この機会に当財団の募金活動の特色を知っていただけたらと思います。

● ふつう、「財団」というとかなりの規模の基金を持ち、その運用益で運営をしている例が多いようです。ところが当財団の場合、基金は現在約2億円。それも会員の皆様からのご寄付を積み上げたもので、ご承知のような低金利のうえ、ミルク補給をしてくれる親があるわけでもありません。そこで運営費の主柱は皆様からの会費とご寄付、そして関係先(日本財団など)からの助成ということになります。

● これは財団になってまだ3年ほどで、税制上の優遇も受けられない「さわやか」にとってはなかなか厳しい状況です。毎日足を棒にして里親(会費を納めてくださる会員)探しをしています。いまのところ、法人200社、個人2200人ほどですが、この里親を早急に倍以上に増やしたいと考えています。

● しかし、ものは考えようです。多くの方へ里親をお願いするについては、どういう子供かについて十分ご納得いただかなくてはなりませんし、この子が成長したころの日本社会(超高齢社会)とこの子の役割についての説明も欠かせません。というわけで、募金活動が事業のPR活動を兼ねており、財団と会員、さらには会員同士の縁結び活動を心がけているところが当財団の特色と言えそうです。当財団が進めようとしている「結び縁型グループホーム」になぞらえれば「結び縁型募金活動」!

● 資金的なご協力はもとより、財団の活動を理解し、活かしていただける方が増えること、これが本当にうれしく、担当者の励みにもなっています。それにしても当財団への寄付についての税制上の優遇措置が望まれます。扶養控除があるなら里親控除があってもよいのでは?とにかく一刻も早く実現したいですね。皆様からも追い風を吹かせてください。(丹 直秀)

 

「広報・企画グループ」

 

川崎市『高齢者福祉研究会』にお邪魔しました!

“茶話やか会”開催

去る9月25日の木曜日、神奈川県川崎市在住の地域推進委員・秋丸照雄さんが世話役をされている『高齢者福祉研究会』の定例日にお招きいただきました。同会のメンバーはおよそ25名、みなさん川崎市に在住の方々で隔月に1回の割合で会合を持たれています。秋丸さんから「茶話やか会として開催してみたい」というお申し出をいただき、広報・企画グループから清水が参加しました。

当日、無料使用可能な「福祉パルたかつ研修室」に、男女各5人、計10人のメンバーが集合。秋丸さんが進行役となって、まず、『茶話やか会』開催の趣旨説明、引き続いて財団から清水が参加者のみなさんにさわやか福祉財団の概要や『茶話やか会』のすすめ方などを説明して、座談会に移りました。

議論するテーマとして選んだのは『さぁ、言おう』9月号の巻頭言に掲載の、"結び縁型グループホーム"。体験談等も含めて自由に意見の交換を行い、それぞれの方が率直に心の思いを吐露されて、あっという間に終了予定時間の2時間が過ぎていきました。

『茶話やか会』は、単独で新たに発足することも、あるいは、今回のようにすでにある勉強会、親睦会などに組み込むことも可能です。ぜひ、みなさんもお住まいの地域で、職場で、『茶話やか会』を開催してみませんか?詳細については、どうぞお気軽にお問い合わせください。

(清水 肇子)

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年1回開催される“日帰りリフレッシュ旅行”

右から2人目が秋丸さん

 

 

 

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