社会参加システム推進グループリーダー 和久井 良一
〔企業〕 横河電機と2年前に出前研究会を始めました。この1年間で、福祉センターがグループ会社の総合窓口となり、わかりやすいパンフレットも完成、社員募金による社会貢献や諸活動にも参加、更に武蔵野市社協の企業部会長になり、啓発、実践がすすんでいます。イトーヨーカ堂の知多事業所では10月に知多8市民団体のPRコーナーを開きました。地域企業との結びつきを推進しています。
〔学校〕 日本の教育方針も「生きる力」「教育課程改革をふくめた総合教育」のなかで青少年の「心」の教育に目を向けてきています。学校では、福祉教育実践に地域の人材を含む協力を求めています。市民団体が地域と学校のネットワークをつくる出番です。
〔行政〕 地方自治体ボランティア研修会を通じて、自治体はNP0法を含め、活動に関心を示していますが、市民団体の実情と価値を知りません。よい活動を通して、おおいにPRしてほしいですね。全国でボランティアセンターの新設、見直しをしています。市民代表として参画する努力をしてはどうですか。
益田 結花
京都府から財団へ研修に来て8ケ月、主なグループの事業を順に勉強させてもらっています。この夏から秋にかけては社会参加システム推進グループの一員として、企業や行政にうかがい、役所の中では味わえないさまざまな貴重な体験をさせていただいています。単に高齢者福祉の問題だけにとどまらず、広く「市民活動」ということについて考えさせられることの多い毎日です。財団での研修を通じて、できるだけ客観的な立場から、これからの行政と市民がどのように連携し、どのように役割分担をしていけばよいのかを自分なりに考えていきたいと思っています。
妻川 征臣
勤務先のソーシャルサービス制度を活用し、財団活動にはいりこんで、6ケ月半。偶然というか、世間はせまいというか、高校の後輩蒲田さんと一緒に企業への出前(研究会)をがんばります。サッカーを通じてのお年寄りとの「ふれあい」では、スポーツ青年?吉田氏といっしょに地域への出前を仕掛けています。まずはTRY(トライ) TRY(トライ)そしてTOGETHER(一緒にやりましょう)。今後ともよろしく!!
有馬 正史
「小・中学校は授業で社会貢献教育の実施を、そして、高校以上の学校はボランティア体験学習を」と叫びつづけています。しかし、そのハードルは高く、なかなか超えられません。8月に実施した第3回のスクールボランティアサミットでは特に3つのことを学びました。先生方は忙しいので新しい社会貢献教育の教材をつくるのではなく、いままでの教材を社会貢献教育の目で見直してもらうことが大切だということ。それと、学校から積極的に地域に出ていけば地域から助けてもらえるということがわかりました。そして、学校を動かすには地域から学校に積極的に働きかけることが大切であることもわかりました。これからも積極的に学校・教育委員会、地域に働きかけていきます。