日本財団 図書館


組織づくり支援グループ

 

「助け合い団体模様アレコレ!」

平成8年度組織づくり支援グループの事業の実施がやっと終わりと思いきや、ホーッと息つく暇なく報告書に追われ、夢の中にまでリーダー研修会の風景や、さわやかインストラクターの皆さんの顔が出てきて、何かべチャクチャしゃべっているのです。

『エっ!その言い方はイヤなの?』ってとんでもない、そんなことはありません。でも、せめて寝ている間くらいは、違う夢がみたいですよね!

ところで、2月21〜23日のフォローアップリーダー研修会で8年度6ケ所の研修会実施が終了しました。リーダー研修会は、全国の各地で『助け合い』活動を行うグループのリーダー、あるいはこれからリーダーになる方などが多く参加しています。『あの町、この町で助け合い』活動をしている団体(グループ)には様々な個性があり、それはその地域、運営する人たちによって違います。

そこで、今回はフォローアップリーダー研修会で分科会を持った4つの団体を紹介します。

 

さわやか福祉の会

流山ユー・アイネット

(千葉県流山市東初石4の244の6)

0471(53)3911

特長

…その1…

ナンと!男性の参加が多いのが特長中の特長。社会で培った豊富な知識を活かしています。ちなみに事務局の各担当は男性が担っています。

…その2…

とはいっても女性パワーもなかなかすごい。コーディネーター9名がサービス活動管理を行っています。

…その3…

始まりは自治会活動がきっかけ。近隣の自治会を会員にするなど、まさに向う3軒両隣のおつき合いを大切にしている。

 

在宅福祉サービス団体

「さわやか愛知」

(愛知県大府市共栄町1の165)

0562(47)2893

特長

…その1…

仲間づくりに重点を置いて、とにかく、皆で、明るく、楽しく、無理をせずに助け・助けられる関係をつくっている。

…その2…

サービス内容には、こだわらないところ。たとえば長期留守宅の換気から参観日の代理(ただし、これはお互いの親子同士が良く知っていたから)などなど…

…その3…

やっぱり「さわやか愛知」がすごいのは、時間預託の応用活用です。ここでは行数が足りなくて書ききれないので、興味のある方は直接聞いてみてはいかがでしょうか。

 

在宅福祉サービス団体

「ほほえみサービス」

(山形県米沢市大字竹井1の91)

0238(28)2721

特長

…その1…

一言で特長をいうなら、雪国の人々の心の温かさが年齢差を超えて活かされているというのがピッタリ。たとえば、高齢者や障害者も協力者としてバリバリと活躍。

…その2…

上は90代から下は10代が年代差を超えて仲がいい!

…その3…

雪国ならではのサービスの依頼が多く、男性の参加は不可欠。表に出るのは女性が多いけれど、実は雪国で鍛えた強いトォちゃんたちが目立たないよう影に隠れて支えている…。(その姿を私は見ました!)

 

地域福祉サービス

「かがやき」

(東京都江東区深川2の2の10)

03(3630)0208

特長

…その1…

事務所の移転拡大に伴い、会員交流スペースを作り、毎週1回ペン習字講習会や利用会員が指導する洋裁教室を開催。

…その2…

介護洋品の斡旋・販売を行ってます。紙オムツは大好評。

…その3…

さすが!東京は下町にある団体。毎月1回、近所の富岡八幡宮境内で行われているフリーマーケットに参加し、地域の方々に団体をPR。

 

以上、簡単な特長のみを挙げてみました。これもあれも、もっともっと皆さんにお話ししたいことはあるのですが、今回はこれまでとして、また次の機会でご紹介します!

(石井 利枝)

002-1gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION