この手の記事が2つとも載っていたのでお送りします。『さぁ、言おう』で、もっと詳しい様子をレポートできる機会がありましたらお願いします。
【堀田】 寝たきりだけど、パソコンで短歌を発信しておられるおばあちゃんもおられます。
(編)情報ありがとうございました。ちょっと視点は変わりますが、先月の10月号の特集で、パソコンで地域の活性化・情報化を狙う村の特集を組んでみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回寄せていただいた内容も含めて、また折を見て取材をしていきたいと思います。
"今、私にできること"
福野 春義さん 62歳 佐賀県
佐賀県西有田町では、地域の心豊かな人たちでボランティア活動が行われている。それは、「西有田ふれあいサービス」であり、平成7年4月からスタートしている。
在宅老人や障害を持つ人が、今、手助けを必要としている人(利用会員)や、今、手助けができる人(協力会員)の、いわゆる会員制で助け合う住民参加型の「在宅介護サービス制度」のことである。
平成9年1月から、協力会員として入会した。現在私が受け持っている人は、全盲で知的障害のある47歳の男性である。しかも、ひどい糖尿病である。歩くことが一番の良策であり、私はそのウォーキングの介助をやっている。手をつなぎ、歩調を合わせ、ラジカセを片手に風光明媚な竜門公園ダムを一周している。
最初は、お互いにぎこちない接触だったが、4ヶ月経った今では、言葉は少ないながらも、信頼関係が良くなり、歩調も軽やかになった。「心のふれあい」を感じる今日、この頃である。
【堀田】 歩調も穏やか。心も穏やか。ほんと、いいですね。