赤いリボンで参加する葬儀
小木曽 真由美さん 32歳 宮城県
ずっと以前に本誌で、年金で生活されているご老人の葬儀の際、お友達としてお香典はいくら包むのかという趣旨の特集が組まれていた記憶があります。
久しぶりに里帰りした時に、母(63歳)がちょうど同じ町内の方の葬儀より帰って来たところだったので、その話をしたところ、その町内の老人クラブでは、仲間の方の葬儀の時には香典を持たずに赤いリボン(全員に配布)で参加する運動がやっと定着した、とのことでした。世話人として参加している母は、初めはずいぶん躊躇されているご老人が多かったといっていましたが、立て続く仲間の不幸に月々の香典の負担がばかにならない、香典代が惜しく(!?)葬式に行けない…。こんな問題も全員が赤いリボンを持つことで解決されだそうです。私たち(32歳)の時代まで続くといいなあ…なんて思いました。
【堀田】 素晴らしいアイデア。感服しました。
私を使ってみませんか?
敏子さん 75歳 東京都世田谷区
私も思い切って書いてみようと思った。私は75歳、人はお若いですネといってくれる。お陰様で現在健康で7割くらいの幸福者です。何でもしてみたい、まだまだ興味津々。しかし、加齢は確実に進んでいる。こんな時、私は、福祉の仕事のお手伝いができないだろうかと思うようになった。町内会の社会奉仕は公園の掃除くらいで、あとは何もない。
私の特技としては、お茶を美味しく入れること、朗読がうまいこと(特別に学習したことはない)、日本語ワープロができること、と自負している。だれか、私を使ってみませんか?
【堀田】 さあ、敏子さんにお願いしてみましょう!
(編)ぜひ編集部までお申し出を!
パソコンと高齢社会
古村 照夫さん 30歳 神奈川県
情報化社会の進展が高齢社会に及ぼす影響として、「道具」の面と「趣味」の面があると思います。ちょうど『日経パソコン』(日経BP社)に