誘導でほぼ予定時刻に到着。一般のお客様もたくさんおられる中、みなさんやや戸惑いながらもテーブルに着いた。当日は、会社からも、杉浦社長はじめ常務や支配人がお年寄りとの会話に加わってくださり、大正琴の演奏などを楽しみながらの豪華なステーキランチとなった。
高齢者にステーキは大丈夫かなとの心配もあったが、みなさん決して量は多く召し上がれないが、一口一口噛みしめて、食事を楽しんでいるご様子。
九三歳になるおばあちゃんが、お茶碗に盛られたご飯をゆっくりと時間を掛けながらも一粒も残さずに召し上がっていたのが特に印象に残った。
今回の活動は、まさに企業トップのイニシアチブによる本業を生かしたボランティアの典型例といえよう。
また八月二九日には、第二回目のお食事会として、再度同老人ホームから別のお年寄りの方々が参加されるなど、若い従業員とお年寄りとの交流の輪も広がっている。財団がめざすところの「ふれあい社会」の実現にまた一歩近づくことができた。

心地よい琴の音を聞きながら食事もはずむ。

(左上)行き届いた心配りに、みなさん安心して楽しいランチのひと時。 | (右上)93歳の最高齢の方もお食事を楽しんでいた。 |