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成年後見制度法の小さな集まり

笹川 澄子さん 72才 神奈川県

5月7日(土)に横浜市中区の司法書士会館で、高齢者の財産管理と人権の問題について、財団会員である川崎市の末永博さんの肝いりで市民の声を聞く会があり、盛会裏に終わりました。

末永さんの本誌4月号掲載の呼びかけを拝見し、「成年後見制度」に関心を持っていた私が連絡を取り、実現しました。この会で若い青年司法書士の方々の話を交互に伺って、行政でも解決できないようなさまざまな難問の相談機関として活躍しているのを知り、大変に心強く、また若い司法書士の方々との交流は私にとって大変有意義なものでした。

一般の高齢者には自立してしっかりと生活を続けている人も多く、依存心のみで生活している人ばかりではないと思うが、世の中の仕組みや進歩に遅れがちになりやすい。どうか御誌が自立して生きようと努力している高齢者の指針になっていただけるよう希望しています。

【堀田】 「成年後見制度」の実現に向け、一緒にがんばりましよう!

 

老人ボランティア

山口 和子さん 50才 兵庫県

今、ところどころで子供を預かり保母の役を果たすおばあちゃんがいると聞きます。60才以上の人で、何かしたい、また、誰とも話す機会のないような人がいれば、そうした人と接するボランティアなどが保母+保父さんになることを進めてみてはどうか。役所でも徐々に認可して有償ボランティアとして活用する。今までの自分たちの体験、子育てなどでは若い人はとても及ばないものを持っていると思う。特にこれからの若い人たちは男女とも働くことが多いので、残された子供たちの心を受け止めてくれる組織は大事だと思う。少しでも子供の心を開いてやれる老人は大切よ!

【堀田】 ほんとに大切。どんどんふれあいの場を広げましょう。

 

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