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に反響がどんどん膨らんで。

堀田 呼びかけ方法としては、やはりマスコミの力は大きいですよね。

庄子 本当にそうでした。その年の五月には、アメリカやスウェーデンから人を招いて、河北新報と仙台市の共催で「国際シンポジウム」を開きました。一二〇〇名定員の会場に一四〇〇名が押しかけました。

堀田 それはすごい。

庄子 はみ出た人は別室、通訳なしでご勘弁いただいて。私もパネリストの一人として参加したんですが、会場の熱気が本当にすごくてうれしかったです。その時にアンケートをやったんです。「こういった組織をつくったら参加しますか?」「何か自分でやりたいことがありませんか?」と、いわば半分アジテーション的なもので、回収率が四割でした。

堀田 それもすごいですね。約六〇〇件ですか、それほどの回答が一瞬に寄せられたことになる。

庄子 それから次に、「組織をつくるんですが、来ませんか。一緒にやりませんか?」と誘ったら、一三〇人がうわっと来られた。

堀田 非常に効率的なやり方ですよね。まずマスコミを使って広く意識の啓発をする。シンポジウムでさらにはっきりした目標を打ち出して、呼びかける。そしてその方々にきちんと働きかける。やる気のある人たちを自然に集める一番いい方法ですよ。そして行政も忘れずに取り込んで、しっかりお金を出させる(笑)。

庄子 (笑)。行政でいえば、もっと高齢者の力をご認識いただきたいで

 

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