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ていけない』と思われる人がいるかもしれない(それだけうちは荒馬ぞろいということか…)。逆にさらにやる気をかき立てられるくらいの人でないと無理だろうからね」との理事長の発案による。

確かに実際を見てもらうのが一番いい。そうして二時間に及ぶミーティングを見学していただいたのち、午後から、一人三〇分ほどの時間で、一次選考委員である五十嵐、丹、私(神谷)の三人が面談させていただいた。

● 理事長から必ず尋ねてほしいといわれたこと

自分の夢

自分の長所

このテーマをもとに、あとは特に細かく質問などせず自由に語ってもらえとの指示。みなさん経験豊かな、しっかりとした業績を収めてこられた方々だけに、本来こちらのいう条件の中で「選考」するなどおこがましいし、優劣のつけようもない。ただ一点、財団が、今望む業務をこなしてもらうのに一番適している人を、という観点から考えさせていただいた。

 

事務局長に希望する職務

ここで、事務局長の職務として、我が財団で一番何が求められるかという点を少し述べてみたい。

財団は発足以来、事業グループ制を採っている。基本的に各事業の推進責任者は各グループリーダーで、事務局長ではない。事業は、各グループがリーダーを中心に"勝手"に、つまり自由に考えられ、実施されていく。もちろん都度必要なことは個別に理事長に相談し、あるいは全体ミーティングで他グループからアドバイスも得る。ここがまず「普通」の事務局長と違うところではないだろうか。机に座ったまま、回ってくる書類をただチェックするような仕事はほとんどない。また、事務局長とはいえ、特定の部下がいるわけでもなく、現在は次長職も置いていない。

ではいったい、当財団の事務局長は具体的にどんな仕事が課せられるのか?

一言でいえば、内部の調整役である。「市民団

 

 

 

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