一次選考
堀田理事長と相談のうえ、まず選考委員会の設置に取りかかる。
委員は、まず財団側はグループリーダー中心。加えて広い見地から判断してもらうために外部の方々の列席も、というのが理事長の案だった。当初、この外部委員には推薦者全員にお入りいただきたいという理事長の思いがあったが、最終的には、先方のご意向・ご都合から中立の立場の方も含めて五名にお願いすることにした。
とはいえ、選考委員だけで一三名ほどにもなる。候補者九名全員をお一人ずつ、総勢でずらりと取り囲むなどというのは、いらっしゃる方も驚かれるだろうし、また時間的にも調整がむずかしい。そこで恐縮ながら一次選考を設けることにし、五十嵐前事務局長と私、そして財務担当の中から丹さんの三人で第一回の面接をさせていただくことにした。
五月二日の金曜日、午前一〇時。財団職員による定例ミーティングがはじまる会議室に、真剣な面持ちで候補者四名の方も着席。翌週のミーティングにも残り五名の方に列席いただいた。
これは、「財団内のミーティングで、まずありのままを見てもらおう。『これじゃあとてもやっ

執務室風景
各グループごとに"島"をつくって机が並んでいる