最初に理事長から公募という言葉を聞いたとき、私自身驚いた。けれどもすぐにその後、「こういう団体だからオープンで、なるほどいい方法ではないか」とも思えた。しかし、理念には賛同しても、いったいどんなふうに進めればいいのか。
監督官庁にも公募する旨説明に出向くと、「おもしろいことをやりますなぁ」と笑いが起こったほど。お手並み拝見というところか…。
とにかく理事長からは公募の手順について具体的な指示はない。どうしたもんか。大々的に新聞広告やあるいは『さぁ、言おう』での募集記事も考えられる。しかし果たしてそうした募集だけでいいのか。本当にこちらが来てほしい人材が見つかるのか…。
事務局長募集
(一部抜粋)
さわやか福祉財団は、開かれた財団をめざして、このたび事務局長を広く公募することといたしました。当財団事務局長は、相当忙しく、責任も重い仕事ですが、同時に、非常にやりがいのある有意義な仕事です。高齢問題に関心をお持ちの方、ボランティアに興味のある方、柔軟で前向きな方のご応募、あるいは相応しい方のご推薦をお待ち申し上げます。
記
1. 待遇 慰労金 年240万円
1. 期間 平成9年6月1日から2年間。但し再任を妨げず。
1. 選考方法 4月30日締め切り。提出書類にて一次選考、委員会面接。5月下旬決定。
1. 提出書類 ?履歴書 ?私の抱負(枚数不問。ワープロ可)