読者のページ 人生玉手箱 ?
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高齢者ケアがこれからの課題。
命ある限り、医療の道を歩んでいきたい 三重県 松本俊二さん (七四歳)
さぁ、言おう歴! 2年
「各地の在宅福祉サービス団体情報をより充実させていくとともに、福祉の現場で働いている人たちの声を、数多く載せてほしいと思います」
三重県伊勢市在住の松本俊二さんは、七四歳の現住も、開業医として地域医療の第一線で活躍するかたわら、医師会立の特別養護老人ホーム『神路園(かみじえん)』の嘱託医を務めるなど、忙しいなかにもハリのある毎日を過ごしている。そろそろ楽隠居を、とは考えませんかと尋ねると、「仕事以外にこれといった趣味もありませんから(笑)」と、若々しい声の答えが返ってきた。
お年寄りのみなさんをやさしく見つめる松本さん。
生きがいづくりの手助けが特養での医師の務め
松本さんが神路園の嘱託医になったのは、今から五年ほ