日本財団 図書館


030-1.jpg

な人と一緒に潤いのある生活を送るのが一番。でも、そうは思っていても、踏み出せない人たちも、まだまだ多いってことでしょ。感心ばかりしてないで、ここは、ひとつ問題点を整理して、みんなで改善策を考えてみる必要があるわね」と編集長。

フーム。では改めて問題点を考えてみると……。

 

子供、親戚の反対は最大の壁

まず熟年婚および恋愛双方の障害について、一番多い問題は、やっぱり家族の反対。とくに子供の反応は大体冷たい。時代の価値観の変化も、各家庭の玄関の敷居までは越えられないということか。子供は両親をいつまでも父、母として見るため、高齢になって再び異性を求めるというのが感情的に許せないことが多い。確かに、口に出す出さないは別として、突然、自分の親が結婚したいといったら、戸惑うのは当然のことかもしれないが…。

 

財産・相続問題

これにいざ正式な「結婚」となると、財産・相続問題が絡み、話はもっと複雑になる。父親または母親に万が一のことがあったとき、今さら、赤の他人に財産の半分を持っていかれてはたまらないという子供の反論。あるいは騙されているのではないかという親心ならぬ「子心」からの心配。特に財産権は、高齢になればなるほど、この先、何年一緒にいられるかは保証の限りではないだけに、家族の反対の対象になりがちだ。

 

共に住む住居をどうするか

また、住居の問題も深刻。同居の家族があった場合、一緒に住むことについては、家族あるいはパートナーに抵抗が強いことが多い。かといって、二人で新しい生活をはじめたいと思っても、新しい住居を買ったり、借りたりするにはある程度の経済力が

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION