必要。だが、年金生活に入ってしまった場合、かなりの貯蓄や財産がないとそれも不可能となってしまう。
遺族年金のからくり
さらに、年金の問題もある。たとえば、遺族年金をもらっていた女性が結婚入籍すれば、その年金は打ち切られるが、万が一、結婚生活がうまくいかずに別れてしまった場合、ひとりになっても元の年金をもらい直すことは不可能。そうした経済的なリスクを伴うことに、いざとなると、二の足を踏むケースも少なくない。
「子の感情、財産相続、住居、年金……。いずれも重い問題ねえ。でも、そろそろ新しいシステムや考え方をみんなで提案していかないとね。その辺りをもう少し詳しく調査してみて」
乗り掛かった船ですもの。私、M子、熟年カップルの幸せのために、喜んで、もう、ひと肌脱がせていただきます! 読者のみなさまも、いっしょに考えてくださいね。みなさまのお考えや体験談もお待ちしています!(続く)
財団スタッフは保守的?進歩的?
今回の取材に先駆けて、編集部が財団スタッフに「熟年婚」意識調査を刊行!有志32名から得た回答結果は次ぎの通りでした。
Q1 「もし配偶者に先立たれたら?」
絶対再婚したい………………1名
縁があれば……………………16名
再婚の意思はない……………15名
Q2 「配偶者が長生きした場合は?」
絶対再婚してほしい…………0名
本人の意思次第………………27名
(うち、実は少し寂しい10名)
絶対イヤ………………………5名
Q3 「親の再婚、恋愛については?」
積極的に応援する……………13名
しぶしぶ賛成する……………6名
あまり賛成できない…………5名
反対!…………………………2名
Q4 「親が再婚時の入籍は?」
二人が望めば正式入籍………14名
未入籍をすすめる……………13名
● Q4では「現実には入籍で法的に救われることが多いから」「それが自然だから」という肯定派、あるいは「財産・相続問題でゴタゴタしがち」「自分の両親が別々のお墓なのはどこか寂しい」という消極派が半々。とかく個性派ぞろいと称されるスタッフの面々も、結構フツウの考えの持ち主だったりして…!?