堀田 力のさわやか対談
堀田 力(ほった つとむ)
1934年京都府生まれ。さわやか福祉財団理事長、弁護士
まちづくり、ひとづくり
ぬくもりのある地域社会をめざして
首都以外では初開催という九四年の「アジア大会」成功の裏には、述ベ二〇万人に及ぶ市民ボランティアの活躍があった。その芽を新たなまちづくりにつなげようと、いま、広島市では意欲的に、二一世紀に向けた取り組みを行っている。市民と行政が一体となったまちづくりとはどうあるべきなのか? 地方自治を預かる立場から、平岡敬市長に伺った。
(この対談は、九七年二月五日に開催されたシンポジウム「ボランティアによる新しいふれあい社会の創造」のなかで収録したものです)
ゲスト 広島市長 平岡 敬さん
(プロフィール)平岡 敬(ひらおか たかし)1927年まれ。中国新聞社取締役編集局長、1986年中国放送取締役社長を経て、1991年より広島市長。1994年に策定した「ひろしま新世紀都市ビジョン」において、「まちづくりボランティアの総合支援」を今後の都市づくりのリーディングプロジェクトとして掲げている。