6.5 VTS委員会
理事会は、第7回委員会の報告をノートし、作業計画の変更を承認した。理事会は、VTSに適用される利用者負担の原則に関する勧告について、次のように一部修正のうえ承認した。
修正-5.1(b)を削除する。理事会は、1997年5月28日に行われた方針諮問委員会の報告にあるVTS委員会の委員長報告について検討した。そして、手続きと分類に関する作業は、作業計画と平行するとともに作業計画に従って進めるべきであることを理事会は断固強調したことについて委員長は留意すべきであるとされた。
6.6 VTS職員の訓練及び資格に関する特別グループ
理事会は、同グループの第1回会合の報告をノートした。
議題7. 国際関係事項
7.1 1MO:第68回海上安全委員会報告
理事会は、 IALAオブザーバーが作成した報告書をノートした。
7.2 1MO:第2回無線通信・捜索救助小委員会報告
理事会はこの会議の報告をノートし、Polderman氏(オランダ)は報告者に対し、謝意を伝えるように依頼した。
7.3 NELS:第11回運営委員会報告
事務局長は、運営委員会ではロランCシステムの将来について懸念を表明しており、システムの向上と地中海の状況について議論するためのロランC提供政府間会議の招集する考え方が提唱されたことを報告した。
この考え方は、多くの理事に支持されたが、IALAは政府レベルの会議を招集する立場にはない。しかしながら、協会は、ロランCやチャイカを提供し、または、これらシステムを検討している会員が一同に会する会議を招集することができる。
しかし、次回のIALA会議に係る作業により、事務局としてはこのような大規模な会議を1998年2月までに準備することはできない。
Dr.Klingeは、ロランCを利用したDGPSの開発に伴い、状況が変化するであろうし、このような会議は現時点では必要はない旨を述べた。
理事会は、ロランCに投資してきた国の中にはロランCの廃止について検討しなければならない国もあることを落胆しながらノートした。Leclair氏(フランス)