・ 航路標識事務所が毎月データを取っている。
? 消費量が約5Ah/dayであり、充電量との間に差があるが、この差は電気的なロスか。
・ 蓄電池の場合、満充電になっても多少は充電されるが、その分がカウントされたものと思われる。
第3回 議事概要
1. | 日 時 | : | 平成8年11月29日(金) |
2. | 議 題 | : | 安全装置の設計について |
3. | 配布資料 | : | 資料8-3-1 第2回調査研究委員会議事概要(案) |
| | | 資料8-3-2 安全装置の設計について |
| | | 資料8-3-3 小型固定式波力発電装置の実海域発電実験について |
4. 議事概要 :
(1) 配布資料の確認を行った。
(2) 資料8-3-1「議事概要(案)」について確認が行われ、了承された。
(3) 資料8-3-2「安全装置の設計」について近藤専門委員が説明を行い、以下の質疑が交わされた。
? ステンレスの材質を SUS316から SUS310S に変更するのか。
・ SUS310S が一番耐食性があるが、SUS316 にフッ素樹脂コーティングをするのも効果がある。どちらの選択も可能である。
? ラプチャーバルブについて色々な口径のものがあるが、ばねの強さによって開放圧が決まるのか。
・ 口径が大きい方が開放圧は高めに設定できる。但し、どの口径でも980kg/m2は設定可能である。
? 海水だめの直径が1mでは、事例によっては高さが3〜4mになるので直径を1.5m〜2mに広げるという説明だったが、実際に設計する段階では広げざるを得ないということか。
・ そのとおりである。
? 海水流が天井にぶつかって持ち上げる力は変更無いのか。
・ 今回、空気室に横から波が作用するとして水平波力を計算した。波高や周期、水深は変更が無いので垂直方向の水粒子速度は変化せず、従って持上げ波力は変化無い。
・ 合田式波圧力が下から作用し、空気室全体を持ち上げるとした場合も確認した方がよい。
? 「衝突する海水流の作用」についての計算式は静的な力であり、速度が急に変化する力ではないと思うが。
・ 取扱いが難しい。海水が上昇するとき圧縮空気を更に圧縮するので、衝突速度