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? 衝撃的な空気圧力はρCVの計算でいいが、その後空気室が密閉されて海水が上昇する時の、空気が圧縮される際の圧力を計算する必要がある。

・ 下から突き上げる力については再検討した方がいい。

(5) 資料8-2-3「システム設計の資料」3. 事例の選定について、海上保安庁今井主任から説明が行われ、以下の質疑が交わされた。

? D型はMD型と同じか。

・ 地上部分については同じである。

? どの様な意図で場所を選定したのか。

・ ある程度実現可能な場所ということで、かつ消波堤がなく交通が便利な所を優先して選んだ。

(6) 資料8-2-3「システム設計の資料」4. 個別事例での計算 について、近藤専門委員から説明が行われ、以下の質疑が交わされた。

? 設計波高が低い千葉港、串本港では空気室が1〜2個であり、設計波高が高い根占港では5個使用しているのは何故か。

・ 根占港は設計波高は高いが、設置場所が湾内にあるため通常の波高が低くなっているためである。

? 根占港は空気室5台、発電装置合計25台が必要であり、建設費がかなりかかることが想定されるため、選定場所としては適当ではないと思われる。(海上保安庁)

? 根占港は経済面から考えると、別の方法が考えられるか。(委員長)

・ 太陽電池等他の電源とのコスト比較も行って選定することとなるので、その他の電源の方が有利という結果が出ると思われる。(海上保安庁)

? 今回の委員会の内容にコスト計算を含むか。

・ 設計方法が固まれば、参考としてコストも分かるとよい。

? 串本港の場合、空気室が2個必要としているが、発電装置台数を増して1個にまとめられないか。

・ 1つのパイプを半分にするので、製作費は安くなる。

・ 取付時の建設費用も考慮した方がよいと思われる。

? 串本港の防波堤はケーソン式と比べると少し弱い。事例の選定において、空気室の設置し易さも考慮する必要があると思われる。

(7) 資料8-2-5「小湊港灯標の充電状況」について、海上保安庁今井主任から説明が行われ、以下の質疑が交わされた。

? 蓄電池容量はどれくらいか。

・ 2V290AHの蓄電池を12個使用している。

? 灯器を光らすのに必要な電量はどれくらいか。

・ 約5Ah/dayである。

? 小湊港灯標の場合、波エネルギーだけで負荷をまかなっていると言えるか。

・ 設置から10ヶ月経過しているが、その間はまかなわれている。

? 入射波高は測定しているか。

・ 測定していない。

? 記録は継続して取っているか。

 

 

 

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