? 前回の委員会でも話に出たが、波高の予測には風のデュレーションが必要。参考資料の式には吹送時間は入っていないが、結果は合っているのはどうしてか。
・ 参考資料では東京湾において、フェッチ等を全く考えずに風向・風速と波高から統計処理し、係数を算出し、波高を出している。
・ この係数は東京灯標のみには使えるが、他には使えない。
? 参考資料のP.21には周期の計算式がないが、周期の計算は。
・ 参考資料は、周期は計算していない。
? 風向風速および時間が分かれば、フェッチから周期が出てこないか。
・ 気象台のデータを波力灯台設置場所にどう修正するかが問題である。
? フローの中に「近くに波浪観測所、気象台等の観測所があるか」を入れた方が良い。
・ 近くにない場合は精度は落ちるが、最寄りのデータをもとに概略値を推定しても良いのでは。
? 参考資料P.21の「周期」について、スペクトルを仮定して有義波高から周期を推定する方法はないだろうか。
・ 沖合では波高と周期の関係をとったデータはいくつかある。
・ いくつか試してみて参考データとしたら良い。今のところはアイデアだけである。
第4回 議事概要
1. | 日 時 | : | 平成8年2月21日(水) |
2. | 議 題 | : | 防波堤灯台等へ利用する小型波力発電システム調査研究中間報告書(案)について |
3. | 配付資料 | : | 資料7-4-1 第3回調査研究委員会議事概要(案) |
| | | 資料7-4-2 防波堤灯台等へ利用する小型波力発電システム調査研究中間報告書(案) |
4. 議事概要 :
資料7-4-2 中間報告書(案)について、近藤専門委員が説明を行い、以下の質疑が交わされた。
(1) 第2章
委員会名簿について、加除訂正があった。
(2) 第4章
実海域実験例が古いので、新しいものと替えることとなった。
(3) 第5章
? 想定する空気室について、1.2m×1.02mの大きさの必然性をもう少し追加したほうが良い。
? 想定する空気室について、どういうイメージになるのか、概念図を入れる。
(4) 第6章