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あれば、よろしいと思う。

しかし、分布があまりにもバラエティーに富んでると難しい。

? 基本的なところを決めておけば、本格的にする場合は波のモデルを作り風のデータを持ってきて数値計算すれば波の予測ができる。

全国の灯台の分布状況が分からないが、利用したい場所がかなり典型的であり分類できれば、そちらで選んだ方がよいのでは。

・ 大きく分けると外洋から直接影響をうけるところ、奥まった湾内の2つになる。

? 大別したところで、かつ波高データや負荷曲線等のデータの揃っているもの、これらが合致する所を選べば幾つかの手法の開発に結びつくのでは

? 次回までに、外洋、内湾、その他特殊な事例の資料を作り、推算するに必要なご意見を聞いてまとめたいので、必要な情報、灯浮標の機能、性能のデータを揃え、得られるのであれば、港湾局、漁港から平均波高、平均周期、頻度分布、各季節別、月別のデータを揃えていただきたい。

? 資料7-1-3 調査研究の方策について次の討議がなされた。

a. 調査の範囲は全国を網羅する事が目的であるが、限られた時間のなかでは主要港湾あるいは特定海域を設定し解析を行うことについて討議を必要とする。

・ 外洋1、内湾1、その他灯浮標が数多く設置されている東京湾等の特定水域で調査することが了承された。

b. 波浪観測地点のデータが付近一帯に利用出来ないために精度をどこまで上げられるか、どの程度の精度が許容できるかの検討を必要とする。

・ とりあえずデータを出し、その中でどの程度のことができるか論議する。

c. 波浪観測データを収集し、解析して波エネルギーの分布から予想発電量を算定するが、その他調査研究の方策として採用すべきものがあるか検討を必要とする。

・ 対象としている所に、1年間観測ブイを設置し調査すれば、50年に1度という極値のような値は別として、平均的な波の傾向は分かる。

 

第2回 議事概要

 

1. 日 時 : 平成7年9月12日(火)
2. 議 題 : 事例にみる解析方法等の検討
3. 配付資料 : 資料7-2-1 第1回調査研究委員会議事概要(案)
資料7-2-2 平成7年度調査研究委員会名簿
資料7-2-3 事例にみる解析方法等の検討

4. 議事概要 :

資料7-2-3 事例にみる解析方法の検討について、矢作専門委員から説明が行われ以下の質疑が交わされた。

(1) 灯浮標発電出力の事例

? 脈流係数とは。

・ 電球を点灯すると、最初は抵抗が小さく、点灯した瞬間は大きな電流が流れ、

 

 

 

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