の値がでるのではないか。
? 一般的に瀬戸内海より紀伊水道の方が波エネルギーが有りそうだが、資料によると瀬戸内海の 2,900の値はブイの種類が異なるので、この値が出たのか、実際にこのぐらいの波エネルギーが存在すると考えたほうが良いのか、この図から判断できない。
・ あくまでも負荷から求めたもので、12V 10W のブイの多いところであれば、波浪が激しくてもその値は小さく標示されている。
現在とり得るデータとして提供した。
? 基本的に内湾にはデータがないが、東京湾では2〜3箇所でとっているので、大体の感じはつかめるようなデータはあると思う。
消費量の負荷曲線と内湾でとっている波浪のデータをつき合わせて相関関係を調べてみるとよい。
? 経費と時間をかけて、外洋と境界条件を波の方程式に入れることを考えると、湾内の波の状態は何処でも推測は可能か。
・ 大きなプロジェクトの場合は施工管理の面からもそれを行っている。今回それを全国的に行うと天文学的な数字になるので、特定海域を決め検討していただきたい。
? 整備対象となっている212 の地点は湾内か。東京湾、大阪湾といったところか。
・ 離岸が多いため大きな港湾が多い。例えば函館、新潟、小名浜、八戸、瀬戸内海などの重要港湾等である。
? 湾内は、外洋と波の性質が全く異なる。太平洋、日本海は数KW〜10数KWの波エネルギーがあるが、湾内は1〜2オーダ値が小さい。
出力は同じでも波高、周期のどの辺をどのように使うかで異なってくるので、海域別にサンプルをとり、ケースタディをした方がよい。
? ある一時期、ものすごい波エネルギーがあって、後はベタ凪というときバッテリー容量は大きなものが必要になる。
年間平均値以外に季節別の値にも十分配慮する必要があるのではないか。
・ 当庁では約30日分の余裕を持たせている。
自然エネルギーのほか、船舶の航走波もかなり好影響がある。
? 漁港は設計波高の小さいところを選んでおり、外洋に面した波の強いところで波力発電をやろうとする発想と、波が小さいところでも年間継続して発電しようとするのは、全然発想が異なる。
灯台の発電に必要な最低限の波はどのくらいかを押さえなければならないのでは。
? 波エネルギーのデータの必要な領域は、海上保安庁としてどのあたりを考えているのか。
湾内か外洋に面したところか、漁港等の平穏な場所を重要視するのか。
・ 一次電池を使用している防波堤灯台とか灯標などの広い範囲に用いたい。一般的に拡げた場合難しい問題があるとは思うが。
? 典型的な内湾用、外洋用等の事例を3箇所ぐらい抽出し、波エネルギーの予測の手法を開発し、異なる所でもどれかの事例に入るような形で推測することが可能で