し、一元配置分散分析を行った結果を付した。年齢と各変数間の関係および各変数相互間の関係については、相関係数を求めた。統計的には5%水準以上をもって有意とした。
研究結果
1) 脚筋力、CFP動揺
表2に左右各脚での最大等尺性膝関節伸展筋力と安楽立位姿勢(20秒間)時のCFP動揺を示した。最大等尺性膝関節伸展筋力は左右ともYG、MG、OGの順に大きく、3群間には統計的に有意な差が認められた。CFP動揺は特にYGにおいて標準偏差が大きかったが、3群間には5%水準で統計的に有意な差が認められた。また、左右各脚の最大等尺性膝関節伸展筋力とCFP動揺との間に有意な相関は認められなかった。
2) 前後方向条件での時間的ズレ(TL)と振幅のズレ(ML)