表3には、立位体前屈と後屈、長座体前屈の姿勢について、体操前後でその前・後屈度に変化のあった人数を示した。その人数は前・後屈度が大きくなっている例数とし、逆に小さくなっている例数は( )内に示した。全体的に若年者は中年者、高齢者と比較して変化した人数が少なく、立位体前屈と後屈に比べて長座体前屈は変化した人数が少なかった。
若年者では立位での前・後屈において、9名(60%)の前・後屈度が大きくなっているのに比較して、長座体前屈については半数以下の4名(27%)であった。写真7は若年者の前・後屈の例