AIDSのさまざまな合併症を起こしやすくなります。カリニ肺炎やクリプトコッカス髄膜炎やトキソプラズマ脳症などの合併症を起こします。ときにAIDSウイルスによる脳症が起こることがありますし,また悪性腫瘍も合併し得る。リンパ肉腫,カポジ肉腫,侵襲性の子宮頸癌などです(表10)。 感染者の5〜10%は,感染後10年以上経過しても免疫力が低下せず,まったく無症状です。 AIDS患者の合併症の頻度ですが(表11),カリニ肺炎が一番多いの
AIDSのさまざまな合併症を起こしやすくなります。カリニ肺炎やクリプトコッカス髄膜炎やトキソプラズマ脳症などの合併症を起こします。ときにAIDSウイルスによる脳症が起こることがありますし,また悪性腫瘍も合併し得る。リンパ肉腫,カポジ肉腫,侵襲性の子宮頸癌などです(表10)。
感染者の5〜10%は,感染後10年以上経過しても免疫力が低下せず,まったく無症状です。
AIDS患者の合併症の頻度ですが(表11),カリニ肺炎が一番多いの
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