日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

ライフサイエンスシリーズ「ナースのための最新感染症学」

 事業名 保険医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


それから二次的に汚染された水とか食物,ミルクからも感染が起こり得るようです。とくに牛の堆肥を使って食物を栽培したりすることによって,その食物等が汚染される可能性があるといわれています。たとえばアメリカで汚染されたアップルサイダーからこの感染の流行が起きた例がありましたが,その場合はリンゴを取ってその場ですぐにボトルに入れてジュースにしていたようですが,どうやらそのリンゴの木に使われていた堆肥に牛の便を使っていて,それがもとで二次的にリンゴが汚染されて感染したのではないかといわれています。また,池で泳いで感染した例があって,その場合も池の水が牛の便などで汚染されていて感染したのではないかと推測されているようです。

 

2.二次感染

感染した人から人への二次感染も起こります。この菌は比較的少ない菌量でも感染を起こし得ます。ほかの病原性大腸菌では感染を起こすのに100万個以上の菌を摂取しないと下痢症状を起こさないといわれているのですが,このタイプの病原性大腸菌は1,000個未満でも感染を起こし得る。なかには50個位でも感染を起こした例もあり,感染力が非常に強い菌です。

 

3.病態機序

感染後の病態機序は以下の通りです。菌が結腸粘膜に付着・増殖してベロトキシンを出して,そのトキシンが血管の内皮細胞を障害するといわれています。そのために結腸の血管の内皮細胞が障害されて,出血性の腸炎が起こる。また,このトキシンが血中に入っていろいろな臓器の血管の内皮細胞が障害される。血管内皮が障害されると,その血管を通

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
290位
(33,747成果物中)

成果物アクセス数
39,645

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2021年9月11日

関連する他の成果物

1.「保険医療に関する教育及び調査研究」の報告書
2.生活医学シリーズNo.115「生活習慣病としての心臓病」
3.生活医学シリーズNo.116「ストレスと心身症」
4.生活医学シリーズNo.117「家庭介護のコツ?朝の身じたく、身だしなみ」
5.生活医学シリーズNo.118「コレステロールと私たちのからだ」
6.生活医学シリーズNo.119「心のケアと人間的成長をはかるカウンセリング」
7.ライフサイエンスシリーズ「電話相談技法」
8.ライフサイエンスシリーズ「緩和ケアにおける症状観察とコントロール」
9.国際フォーラム・ワークショップ「病院、外来及びホスピス、在宅ケアのQOL向上をめざして」テキスト
10.セミナー・講習会案内パンフレット一式
11.JBS日本福祉放送 収録風景写真
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から