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日聞いているのではないでしょうか。医師はこれを大体「違和感を訴える」などとカルテには記載するようです。しかし,患者さんの曖昧な訴えはそのまま「患者はイライラすると言う」というように記録した上で,それをさらに明確にさせるために上手な援助をするのが専門家としての大切な技術です。

 

より正確な情報にする

医学が不確実性な科学であるということを認識した上で,ではどうすれば患者さんからの情報をより正確なものにすることができるかを考えてみましょう。

 

?相手の問題提起の知的レベルを読み取る

?相手の言う症状をより明確な表現で相手に返す

?いくつか確実なデータの中から問題解決のための技法を一緒に考える

?多愁訴であれば、その一つ一つにランキングをつける(これには患者にとって大切な優先的ランキングと,医学的な対応上優位にすべきランキングを区別し,両者を大切にして問題解決の素材とする)

?当人が言いたいと思っていることを早く把握する

?相手の満足度を察知する

?残された問いかけを未来につなぐヒントを与える

?相手が心配する不確実な将来情報は与えない

?確実な情報は最高度に利用する

?安心感を与える

 

 

 

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