日本財団 図書館


16-B-26

育て方、やり方が悪いと責めたり、非難したりしない。問題がどこから来ているのか、内面的な理解をしていき、そのことに対してともに考えていく姿勢を持つ。(山形県・公立)

16-B-27

お茶を出すなどして、気軽にリラックスしながら話ができるようにする。ほかの人から見えない場所にしている。(滋賀県・公立)

 

<問17 子育て相談を実施して感じていること>

17-1

問12の選択肢にある大半の問題は、その多くが「支援センター」としての相談業務というより、保育所の全保母の日常の取り組みの内容と言ってよい。実際に、「支援センター」に持ち込まれる相談は、複数で指導困難のケースが多くなっており、中には、「支援センター」の現状等を勘案すると、受理することがためらわれるケースがある。しかし、一方では、相談者にとって判然としない、納得のしがたい理由で他機関を紹介することで、その信頼を失うことのないようにしなければならないとの思いが強い。

したがって、相談担当者の資質向上を図ることは勿論のことであるが、人員の整備等、「支援センター」自体の力量を高めなければならないと思料する。そのための予算の措置等、行政上の取り組みが待たれる。(福岡県・私立)

17-2

市内において、縦割り行政のため各機関との連携がとりにくい。

相談のケースによっては他機関につなげたいものもあるが、スムーズにいかない。また、子育て支援センターとして、市内の子育てに関わる情報を把握し、相談に生かしていきたいと考えているが、相談以外の子育て支援事業を行っているため相談記録の整理も大変さを感じている。(千葉県・私立)

17-3

機関・団体・施設など現場の人と積極的に関わり連帯を作っていくようにしている。(研修会・会議等に協力したり、協力してもらったりしながら信頼関係から共通理解へと発展している。) (福島県・私立)

17-4

相談を受けたとき、アドバイスその他は腹八分にするのが一番いいと思っている。後の2分はお母さんが自分の力で自分を納得させていくものと信じている。(北海道・私立)

17-5

保育園に子どもを預けている親よりも家庭で育児に専念している人の方が育児不安が大きい。健康な子どもの発達差や例外的なことがわからない。

「母性感」が弱い。

母親自身の自己受容が弱い。 (群馬県・私立)

17-6

月に30件程度の相談がはいり、支援センターの存在が市民に少しずつ知らされてきたか

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION