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16-A-21

相談の内容をよく聞く。必要な内容のメモをとる。相談の背景にあるものは何かじっくり聞く。育児の方法は、いろいろな方法があるので「〜してみたらどうでしょうか」と相談者が考えられるよう導いてあげる。育児の自信と勇気を与えるよう心がけている。 (栃木県・公立)

16-A-22

電話相談は聴覚だけに頼るので、視覚の反応を確かめられないところに限界があるが、声の調子、強弱、息づかい、言葉づかいなどから相手の感情、性格、態度などが聞き分けられる。相手の気持ちを受けとめ、自分の体験や知識を伝えるだけでなく、相手の主体性を尊重しつつ、相談者が自分の問題を洞察し、解決できる方向に見守り、励ますように心がけるとともに、必要に応じて来所(面接)相談あるいは専門相談機関での相談に誘導するように心がけている。(三重県・私立)

16-A-23

初めての相談のときは相談者の名前も住所も言わないので、まず受容ということを第一に心がけている。子育てのノウハウなどはともに考えて支援できることを提供する。自信を持って子育てしてもらえるよう、いつでも相談できることの安心感を大切にしている。喜んで子育てできるように支援することを心がけている。 (香川県・私立)

16-A-24

聞くことを中心に行う。2〜3回になると信頼関係ができてくるので、ポイントを絞って話すようにしている。(鳥取県・公立)

16-A-25

相手の訴えをしっかりと心で聞く。アドバイスしたり、ヒントを与える場合でも前向きに勇気づけたり、励ましたりする。内容によっては専門的な機関を紹介する。(ネットワークのメンバーと連携をとる) (山形県・公立)

16-A-26

一緒に悩みを考え、助言を与えることによって、相手の混乱した考えや感情を整理し、主体的に問題を解決できるようにと考えている。 (岡山県・私立)

16-A-27

電話機は2台(同じ番号、同時通話可能)、職員室と相談室に設置し、個人の秘密を守るようにしている。相手の思いを十分に聞き、ともに考え進めるようにするとともに、時間等にも気を使い、電話をかけ直した方がよいのかなどを聞くようにしている。 (滋賀県・公立)

16-A-28

今までの保育実践を通して得られた、子どもとの関わりの勘所や喜びを、素直に親に伝えるように心がけている。また、現在子育てをしている一人の仲間として、悩みや不安などを伝えながら、地域の母親同士の相互協力や情報交換などの大切さに気づいてもらうよう心がけている。 (兵庫県・公立)

 

<問16-B 面接相談>

 

 

 

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