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?.EDIFACTにおけるセキュリティ措置

1.新EDIFACTシンタック・ルール体系

(1)シンタック・ルールの改定作業

国連ECE/CEFACTでは、技術革新の進展、EDI環境の変化、ユーザ・ニーズの高度化等への適切な対応を図るために、現在、シンタック・ルールの改定作業を進めている。

新しいシンタック・ルールは、次のようにその機能が細分されて体系付けられることとされている。

 

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(注)シンタック・ルール

1987.3 国連ECE/WP.4で採択

1987.9 ISO(国際標準化機構)/TC154会議で国際標準(ISO 9735)として承認

 

(2)改定作業の進捗状況

新しいシンタック・ルールの「Part.1〜Part.3」及び「Part.8」については、ISOの最終投票に持ち込まれている。これらは、既にDIS(Draft International Standard)になっており、FDIS(Final DIS)の形で、2月末締切りの最終投票に入っており、投票の結果2/3以上のYes票があれば、その時点で、ISO(国際標準)そのものになる。

 

 

 

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