日本財団 図書館


開鍵を付け、さらに鍵の証明書を付けて送るというように説明してはどうか。

この場合の公開鍵は、インターネットのホームページからダウンロードできると説明してもよい。

なお、いずれの場合においても、公開鍵が有効であるかどうかのチェックは、常に、義務付けられることになるが、そのチェックはCAの役割である。

 

Q:権利義務に係わりのあるメッセージについては、鍵を掛けるということになるが、秘密性のないものについては、このような措置は必要でないと思うがどうか。

A:ブッキングなどのメッセージに鍵を掛ける必要性はないように思う。

しかし、例えば、シッピング・インストラクションなどのメッセージのやり取りを、国際間でインターネット経由で行う場合には、第三者による「成り済まし」により、ダミー情報が流されるおそれもあるので、必要に応じて、鍵を掛けるということになる。

これは、ネットワーク環境の如何により判断すべきことだと思う。

《VAN経由での情報のやり取りには、セキュリティ措置が講じられているので、「成り済まし」の心配はないと思う。》

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION