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?タイプ1:完結性重視型

このケースでは、取引当事者間においてやり取りされる全てのドキュメントは、DR(Document Registry)の管理下に置かれる。

ユーザは、全てのドキュメントを、宛て先付きで、DRに保管してもらい、受取人は、DRから情報をとってくることになる。

タイプ1のケースでは、取引書類に係る共通のプロセスはDRにおいて処理され、セキュリティ管理も保証されるという仕組みがとられることになる。

 

?タイプ2:柔軟性重視型

極端に柔軟性を重視するタイプ2のケースでは、基本的な情報のやり取りはユーザ間で行われるが、情報のやり取りの過程においてある種の事項に係る証明が必要(例えば、唯一性を保証することが必要)になれば、TR(Title Registry)から証明を受けるというような仕組みがとられることになる。

 

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(3)現実のシステム対応

技術的には、上記のような両極端なタイプを考えることができるが、実際のシステム構築に際しては、これらのタイプの中間的なものになると思われる。

つまり、オプションで「データ・マネージメント」を受けることができるが、マンダト

 

 

 

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