のものであるかを掴んでおく必要がある。
実際でも、「輸出」や「輸入」或いは「船積」や「船卸」に係る情報の殆どは、国内の情報として動いているので、この分野の情報はキチッと区分して、それぞれの国のR/AやC/Aで管理すればよいのではないか。
情報の全てを最初からグローバルなものとしてとらえる必要はないように思う。それらの情報をつないでいくうえでは、標準化と手順が必要になり、それはBoleroのコンセプトを利用すれば、繋げていけるのではないか。
《フォーマット等の統一》
【補足説明】
船社サイドから、「フォーマットとコードの統一が進むであろう。」との所見の提示がされている。
ところで、Bolero Projectの可能性としては、アプリケーションを取り込めるとはいっているが、【BRS】でBoleroの機能についてみたところでは、貿易に係わるドキュメントの全てをレジストし、関係者がそれを引き出せるということに限定されているように思える。
アプリケーションは、ユーザが構築するのであり、レジストされたドキュメントの内容は完全にマスクされており、ブラックボックスとなっている。従って、Boleroでも、 ドキュメントの内容が標準であるとか、そうでないなどという判断は一切できな仕組みとなっている。
このため、Bolero Projectがあるからといって、フォーマットの統一化が進ということはあり得ない。
Bolero Project自身がアプリケーションを提供するといっているのは、ヨーロッパの特定の国のスタンダード・プロセスに従ったアプリケーション・パッケージを関連ソフトウエア・ベンダーが出してくるというようなことに限られると思う。
アプリケーションの中身については、Boleroは関知しないといっているので、アプケーション・パッケージはできないように思う。
(注)Boleroサービス
Bolero Projectにおける?「Repository of Trade Documents」及び?「Content