(b)提案されているセキュリティ対象に対して、このTTPS/ESサービス及びこれに関する技術的インフラストラクチャーを確実なものとする。
(c)設定される法的諸問題を含めて、電子的サービスが商取引に受け入れられることを確実にするためのパイロットシステムを設計し、開発する。
?プロジェクトの成果
プロジェクトの成果は、概要、次のとおりであった。
(a)電子署名及び委託第三者技法
本プロジェクトは、流通性書類である船荷証券を電子形式に置き換えるための必要要件として、電子署名及び委託第三者(TTP:Trusted Third Party)が適切かつ重要であることを明確に証明した。
(b)電子商取引
本プロジェクトは、次のようなことを通じて、国際貿易における電子商取引の使用促進に貢献した。
・電子式船荷証券の技術的な実現可能性及び荷為替信用状に基づいて電子書類を銀行に提出できるメカニズムを提供した。
・貿易と運輸の分野におけるEDIFACTメッセージの使用を促進した。
・メッセージ・ダイアログを取り扱う電子式船荷証券、商業送り状その他のメッセージを包含するEDIFACTメッセージの定義と改善を支援し、標準メッセージ構造の国際的使用に率先して合意した。
・国際貿易に関与するあらゆる分野の代表からなる国際ユーザグループを組織した。
(c)電子式流通性書類の法的要件
電子式船荷証券の使用を可能にするためのルールブックを開発するために多くの作業が実施された。
この作業は、TEDISプログラムの下で実施されたこの分野の作業を統合するもの