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? 遭難者等に対する処置

 

1 溺者

溺れている者を救助した場合は一刻も早く適切な処置を行わなければならない。溺れたために体温が低くなりすぎて、長時間脈がない場合でも心肺蘇生により救命できたケースも多い。

 

・手当ての手順

?脈の確認

水から救出したら、平らな面に溺者を仰向けに寝かせて、脈の有無を調べたる。

脈がなければ、人工呼吸、心臓マッサージを行う。

脈があれば、気道を開放し、呼吸の有無を調べる。

?呼吸の確認

首をねじらないように注意して気道を開放して呼吸の有無を確認する。

呼吸がなければ、人工呼吸を行う。

呼吸があれば、口内異物の除去、保温等を行う。

?異物の除去

 

 

 

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