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公共施設の改造・改善による生活環境基盤の整備を推進する。

(5) 農山漁村における生活環境の整備

・ 農山漁村において、広幅員の歩道の整備、福祉施設の用地整備等、障害者等に配慮した生活環境の整備を推進する。

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(1) 福祉用具等の研究開発・普及

? 福祉用具等の研究開発体制の整備

・ 国立身体障害者リハビリテーションセンターにおける基礎的・臨床的研究開発の推進を図るとともに、産学官の連携のもと、最先端の産業技術を駆使し、安全性、利便性に優れかつ低価格の医療、福祉用具の研究開発を推進する。

・ 福祉用具の開発等が整合性のとれた形で効果的に行われるよう、共用データベースや開発の統一基準の整備等の検討を進めるとともに、福祉用具の標準化を推進するため標準基盤研究等を実施する。

? 民間事業者等による研究開発、産業界の取り組みの促進

・ 「福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律」等に基づき、実用的な福祉用具の研究開発を行う民間事業者等への支援等を行うとともに、福祉用具の評価基盤の整備等を通じ、産業界の福祉用具への取り組みを誘導する。

・ 福祉用具の評価基盤を整備し、福祉用具の適用性の向上と安全性を確保する。

? 福祉用具の普及促進

・ 障害者の二一ズに見合い真に選択できる福祉用具の提供がなされるよう、相談・提供方法の多様化やフォローアップ体制の充実を図る。

・ 福祉用具相談担当職員や適合判定等の専門職員の養成、研修を充実し、福祉用具の適正な普及を図る。

(2) 情報通信機器・システムの研究開発・普及等

・ 「障害者等情報処理機器アクセシビリティ指針」に基づき、指針に準拠した機器の産業界における開発を促進するとともに、説明会等による機器の普及を図る。

・ 視覚障害者のための骨伝導メカニズムによる音情報伝達システム等障害者の利用に配慮した情報通信システム、情報通信端末、情報伝達技術等の研究開発を推進する。また、最新技術の導入等に当たっての障害者の利用への配慮を進める。

(3) 情報提供の充実

・ 字幕(手話)入れビデオカセットの制作、貸出等を行う聴覚障害者情報提供施設を整備すると

 

 

 

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