日本財団 図書館


(4) 採用状況

職種によっては採用が困難になっている職種がある。たとえば1993年においては、エンジニアポストの空席のうち、補充されているのは35%に過ぎず、建築家ポストの空席の補充率は、7%に過ぎない。

採用試験の応募者数などは以下のとおり。

077-1.gif

4 異動

異動は、同一の任命権者傘下の組織内で、又は任命権者を異にする組織間で行われる。異動は、同等のレベルの官職に異動することが原則になっている。組織を異にする異動においては、異動元・異動先の両方の任命権者の合意が必要となる。なお、局を超える異動、職種を超える異動は、幹部職員が異動する場合を除き、稀である。

9、10等級に格付けされているラインの管理職員(局長、局次長など)は、4年以上同一ポストに在任することは原則として禁止されている。ただし、任命権者が必要と認める場合には、在任期間を1年間ごと、2回まで延長(すなわち通算6年)することができる。7、8等級に格付けされているラインの中間管理職員(課長など)も異動しなければならないが、同一ポストにおける在任期間については4年を超えない範囲で各局の人事小委員会が定めることになっている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION