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本事業の目的と遂行計画

 

1.本事業の目的

第15期中教審により、学校週五日制の完全実施にゴーサインが出されたが、その中で「地域教育力」の復活が重要なカギを握っており、そのためには家庭、学校及び地域社会が連携しなければならないことを説いている。しかし、具体的な「地域教育のあり方」や「連携の仕方」については今後の実践にまかされているのが現状である。したがって、今回の企画では、具体的に「地域学習の体系化」をはかり、連携の方法を提言していこうとするものである。すなわち、子ども達の地域の調査体験活動をクラブ組織化して、それを地域の機関や人々にサポートしてもらおうというものである。

さて、子ども達は自分の住んでいる地域のことについてはほとんど知らない。したがって、子ども達が地域にとび出して、自然環境、社会環境、都市環境を自分の目でたしかめていくことは、地域や自然に対する関心や愛着心を高め、なおかつ、調査、報告能力を身につけていくことにつながることが期待される。これこそ、学校週五日制が本来目ざしているものではないだろうか。

 

2.本事業の遂行計画

(1)事業計画の内容

上記の目的を達成するため、以下の内容を実行する。

 

?「地域環境学習クラブの結成」                    平成9年7月

地域の教育形態再構築のため、子どもエコクラブ、子供会等の青少年団体を中心に、教育関係者、地域団体等がサポートして、自分達の住む地域の環境を知るための学習クラブを多数設立する。

たとえば、リバー・ウォッチングクラブ、バード・ウォッチングクラブ、フラワー・ウォッチングクラブ、スター・ウォッチングクラブ、史跡ウォッチングクラブ、車椅子ウォッチングクラブ等である。この種々のウォッチングクラブでは、子供会の指導者や教師にサポーターになってもらい、専門の指導員の指導を受けながら、地域の自然環境、社会環境の調査を、子ども達が自主的に行う。

地域の自然、植物、動物などを体験、観察させることにより、環境の大切さを肌で感じ取らせ、また植物や動物の学習に興味を持たせることができるし、また地域社会の観察、調査により、町の歴史やそこで生きる人々の日常性や姿を知ることができる。

そして、このような調査体験活動を通じて、自然や人間や郷土への愛着心を高めることにより、将来積極的にボランティア活動に参加することが期待できる。

 

 

 

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