パヴラ・アウニツカー[メゾ・ソプラノ]
プラハ音楽院にて学ぶ。在学中の1991年パルドゥビツェ音楽院コンクールで入賞、1994年にはドヴォルザーク声楽コンクールで優勝した。チェコ内外でのコンサート活動のほか、1992年からプラハ国立劇場オペラにソリストとして出演しており、「カーチャ=カバノヴァー」のヴァルヴァラ、「フィガロの結婚」のケルビーノ、「利口な女狐の物語」の雄狐などの綿密で確かな役作りで定評を得ている。
イジー・ツェー[テノール]
プラハの音楽芸術アカデミー卒業。オストラヴァ劇場でソリストとして活躍し、現在はプラハ国立劇場とリベレツ劇場の契約歌手として活動している。これまでに100以上の役柄を演じ、バロックから現代音楽にいたるまで幅広いレパートリーを持つ。1995年と1997年にはスタヴォフスケー劇場の来日公演で「ドン・ジョヴァンニ」のドン・オッターヴィオ、「フィガロの結婚」のバジリオを歌った。
イジー・カレンドフスキー[バス]
ブルノの工業大学の建築学科に学び、声楽は個人で修める。ドイツやブルガリアの声楽セミナーを修了、オーディションで役を勝ち取り、オロモウツやオストラヴァで活躍する。1989年よリプラハ国立劇場のソリスト。「フィガロの結婚」のバルトロ、「売られた花嫁」のケツァルをはじめとするさまざまな役に挑戦し、ヨーロッパ各地でも活躍している。
イジー・クビーク[バス]
オストラヴァ音楽院とヤナーチェク音楽芸術アカデミーを卒業。在学中の1980年にドヴォルザーク・コンクールで第1位を獲得した。オパヴァでデビューを飾り、1986年からはプラハ国立劇場に客演、その後常任出演をとなり、「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵、「ボエーム」のマルチェロなどで活躍。オーケストラとの共演も多く、これまでにプラハ国立放送響、プラハ響などの演奏会に出演している。
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