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(2) OS(オペレーテイングシステム)

 

オペレーテイングシステムは、ファイルの入出力管理や通信管理、画面表示等のコンピュータの基本的な操作を規定し、実行するソフトウェアである。これのOSは、通常、クライアント用のオペレーテイングシステムとサーバー用のオペレーテイングシステムに分類される。

 

● クライアント用オペレーティングシステム

 

代表的なクライアント用のオペレーティングシステムには、Windows95やWindows3.x、MS-DOS、Mac OS等が挙げられる。

現在、多くの企業や地方公共団体において採用されているクライアント用オペレーティングシステムは、Windows95となっている。

 

● サーバー用オペレーティングシステム

 

サーバー用オペレーティングシステムは、多数のユーザーやアプリケーションがサーバーの有する情報にアクセスできるように設計されている。このサーバー用オペレーテイングシステムには下記のものが挙げられる。

 

<ハードウェア固有のオペレーテイングシステム>

大型汎用機のオペレーテイングシステムは、特定のハードウェア用として発展している。外部とのインターフェースは有していない。代表的なものとして、IBM社のMVS、VSE、VMや、SNI社のBS2000、DEC社のVMS等がある。

しかし、近年ではこれらのオペレーティングシステムにオープン指向を取り入れたオペレーテイングシステムが提供されている。代表的なものとしては、IBM社のMVSオープン型エディション、SNI社のBS2000/OSD、DEC社のOpen VMS等が挙げられる。

これらのオペレーテイングシステムは、オペレーテイングシステム等のインス

 

 

 

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