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化を推進するものとし、文書構造形式に係る国際的な標準(SGML等)を採用する。また、構造化に必要な文書型定義の作成を進め、パソコンの更新等に合わせて、作成された文書型定義の利用が可能なソフトウェアの導入を進める。

?A 情報システムにおいて使用している外字について、JlS第3水準及び第4水準の制定を待ってその解消を図るとともに、この場合においても残る可能性のある外字について、交換のルールを策定する。

ウ データコード等の標準化

?@ 行政部内の情報共有及び円滑な流通を図るため、データコード、データ項目等基本的事項について標準化を推進する。

特に、行政組織コードについて、広範な利用を視野に入れつつ、電子文書交換システムの整備にあわせ策定する。

?A 社会的利用価値の高い行政情報について、国民等の二一ズに応じたデータ等の標準化を推進する。

?B 申請・届出等手続の電子化を円滑に進めるため、共通的な記載事項等の標準化を推進する。

?C  理情報システム(GlS)について、データ様式の標準化等を促進する。

(4) 各省庁における総合的;計画的な情報化を推進するため、情報化推進の統括責任体制を確立するとともに、これを補佐する中核的なスタッフ機能を整備充実する。

ア 省庁内情報化推進体制の確立

?@ 各省庁における総合的・計画的な行政情報化を推進するため、各省庁官房長等を情報統括責任者に指名するなどにより、省庁内部の情報化に関する企画、実施等の責任体制の明確化を図るとともに、情報統括責任者等を補佐し行政情報化推進の中核となるスタッフ機能の整備充実を図る。

?A 省庁内部の整合性のとれた情報化を総合的に推進するため、各部局を横断する情報化推進委員会等の機能強化を図る。

イ 人的基盤の強化

?@ 情報システム関連研修の充実等により、職員の情報リテラシー、情報モラルの向上を図る。

?A 情報システム部門の要員の活用、情報システム関連研修の充実等により各課室単位等に核となる人材の配置を進める。

?B 情報システムの運用管理に係る技術的支援要員について、民間技術者の活用を図る。

(5) 行政情報化の一層の推進のため、電子文書の原本性、ネットワーク上での本人確認等の共通課題について、国の内外における検討の推移を踏まえつつ、制度面・技術面の検討を進め、早期の解決を図る。

 

 

 

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